Flower arabesque

模様は制作する生地・染め方・配色・時代性などによって、かなり印象を変える。選択肢によってこんなにも違うのかと驚く。
伝統的なカインソガン手法で染めると、どこか日本的な雰囲気の作品にも仕上がる。シンプルに制作すると、ミニマムで現代的な印象。この模様に関わらず、世界中に存在する模様はどこかで繋がっていて、進化していると感じられて興味深い。
北欧デザインの生地を見るといつも感じることがある。ジャワ更紗はイセンと呼ばれる細かい地模様が特徴だが、この細かさを取り除くと、不思議に北欧的になると思うのは私だけだろうか。もしこの模様をこのまま北欧デザイン的に染めると、のっぺりしすぎるだろう。改良してチャレンジしてみたら面白いと思う。

絹とパイナップル繊維生地のテーブルセンター B080

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